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製品ラインナップエミーヌ®シリーズ

四級アンモニウム塩型ポリグルコサミン誘導体[ 適用pH範囲:1〜14 ]

アニオン型 エミーヌ®OSFシリーズ

「ポリグルコサミン-脂肪酸誘導体」を、主として六位の水酸基にアルコラート反応でスルホン化した、アニオン型高分子誘導体の保湿・エモリエント・バリア機能成分です。強電解性のスルホン基を導入することで、他のアニオン性およびノニオン性有効成分との相溶性に優れるとともに、保水・保湿力が増強され、エモリエント効果およびバリア機能が長時間保持されます。

製品ラインナップ

製品名 脂肪酸[結合量] INCI名 化粧品表示名称 適用pH 性 状
OSF-HPC12(12.5)-BG(1) ラウリン酸(C12)
[12.5%]
Sodium Chitosan Lauramide
Hydroxypropylsulfonate
キトサンラウラミドヒドロキシ
プロピルスルホン酸Na
1〜14 淡黄色粘稠性液体
OSF-HPC18(12.5)-BG(1) ステアリン酸(C18)
[12.5%]
Sodium Chitosan Stearamide
Hydroxypropylsulfonate
キトサンステアラミドヒドロキシ
プロピルスルホン酸Na
1〜14 淡黄色白濁高粘稠性液体
OSF-HPISOC18(12.5)-BG(1) イソステアリン酸(ISOC18)
[12.5%]
Sodium Chitosan Isostearamide
Hydroxypropylsulfonate
キトサンイソステアラミドヒドロキシ
プロピルスルホン酸Na
1〜14 淡黄色素白濁高粘稠性液体
OSF-HPRBA(12.5)-BG(1) コメヌカ油脂肪酸(RBA)
[12.5%]
Sodium Chitosan Rice Branamide
Hydroxypropylsulfonate
キトサンコメヌカ油脂肪酸アミドヒドロキシ
プロピルスルホン酸Na
1〜14 淡黄色素白濁高粘稠性液体

※)コメヌカ油脂肪酸組成・・・パルミチン酸(C16) 16%,ステアリン酸(C18) 2%,オレイン酸(C18:1) 45%,リノール酸(C18:2) 36%,γ-リノレン酸(C18:3) 1%
               (上記すべての脂肪酸がポリグルコサミンに結合するとは限りません。)
◎脂肪酸結合量12.5%とは、モル比でグルコサミン(分子量約161)単位約5,000残基に対して、約625残基に各脂肪酸がランダムにアミド結合している割合いを示します。

お薦め配合製品(一例)

スキンケア製品全般  ヘアシャンプー  アウトバスヘアケア製品  UVケア(酸化チタンなどの分散剤) など…

両親媒性ポリグルコサミン(キトサン)誘導体

OSFシリーズの構造

〔 両親媒性ポリグルコサミン(キトサン)誘導体 〕

( 平均分子量Mw≒80万、n≒2,500 )

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OSFシリーズの構造

OSFシリーズの構造(図) OSFシリーズの構造(図)

各種成分との相溶性

相溶性の良い成分
参考例

  • ヒアルロン酸
  • カルボマー
  • ベタイン
  • キサンタンガム
  • 各種アミノ酸
  • ラウレス硫酸 Na
  • アクリルポリマー
  • ポリオキシエチレンアルキルエーテル
  • 各種ノニオン性ポリマー
  • 各種ノニオン性成分
  • 石鹸成分(長脂肪酸) など...
  • その他 各種アニオン性成分

相溶性の悪い成分
参考例

  • カチオン化セルロース
  • ステリルトリモニウムクロリド
  • アミノ酸系カチオン界面活性剤
  • ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解シルク
  • 逆性石鹸成分 など...
  • その他 各種カチオン性成分

※沈殿、凝集が懸念される成分

ご使用上の注意

pH調整や他の有効成分を混合する場合は、希釈後またはすべての原料を投入後にお願いします。
エミーヌ®OSFシリーズに直接pH調整剤や他の有効成分を投入した場合、ゲル化や沈殿を起こす可能性もありますのでご注意ください。