「ポリグルコサミン-脂肪酸誘導体」を、二位のアミノ基にアシル化反応でサクシニル化した、アニオン型高分子誘導体の保湿・エモリエント・バリア機能成分です。電解性のサクシニル基を導入することにより、他のアニオン性有効成分との相溶性にも優れています。ムコ多糖のポリグルコサミンと天然脂肪酸のラウリン酸、うま味成分としても知られるコハク酸の組み合わせによる、すべての側鎖が天然成分で構成されたアニオン型の両親媒性ポリグルコサミン誘導体です。ポリグルコサミンの平均分子量が、約10万タイプ(n≒300)でのご用意となりますので、サラッとすべりのよい、さっぱりとした使用感を得られます。
製品ラインナップ
製品名 | 脂肪酸[結合量] | INCI名 | 化粧品表示名称 | 適用pH | 性 状 |
SUC-MLC12(12.5)-BG(1) | ラウリン酸(C12) [12.5%] | Chitosan Lauramide Succinamide | キトサン(ラウラミド/サクシナミド) | 4~14 | 淡黄色粘稠性液体 |
◎脂肪酸結合量12.5%とは、モル比でグルコサミン(分子量約161)単位約600残基に対して、約75残基に各脂肪酸がランダムにアミド結合している割合いを示しています。
※受注生産品のため、納期につきましては別途お問い合わせください。
おすすめ配合成分例
● スキンケア製品全般 ● ヘアシャンプー ● アウトバスヘアケア製品 など...
各種成分との相溶性
相溶性の良い成分
参考例
相溶性の悪い成分
参考例
※沈殿、凝集が懸念される成分
ご使用上の注意
pH調整や他の有効成分を混合する場合は、希釈後またはすべての原料を投入後にお願いします。
エミーヌ®SUCシリーズに直接pH調整剤や他の有効成分を投入した場合、ゲル化や沈殿を起こす可能性もありますのでご注意ください。