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製品特徴エミーヌ®シリーズ

エミーヌ®シリーズの原料特性

  • 高い保水性に加え、抗菌性、リゾチームなどの生体内酵素での生分解性にも優れる多機能性ムコ多糖「ポリグルコサミン(キトサン)」のアミノ基の一部に、各種脂肪酸(親油基)をバランスよく結合することにより、皮膚や毛髪に対して弾力のある柔らかい保湿・エモリエント・バリア性を保持する多孔性皮膜を形成します。また、オイルによる特有のベタつき感もないため、各種シリコーン成分の代替えとしても有効的に機能します。
  • ポリグルコサミン(キトサン)自身の持つ抗菌性により、皮膚や頭皮の常在菌バランスを整え、ダメージを受けた角質をやさしく保護し、肌荒れ改善効果などが期待できます。
  • ポリグルコサミン(キトサン)は、中性やアルカリ性領域では沈殿するため、使い勝手に制限がありました。エミーヌ®シリーズでは、強電解性の“四級アンモニウム基”“スルホン基”を糖鎖に直接結合することにより、幅広いpH領域で使用可能となり、用途に合わせ
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エミーヌ®シリーズの原料特性

  • 高い保水性に加え、抗菌性、リゾチームなどの生体内酵素での生分解性にも優れる多機能性ムコ多糖「ポリグルコサミン(キトサン)」のアミノ基の一部に、各種脂肪酸(親油基)をバランスよく結合することにより、皮膚や毛髪に対して弾力のある柔らかい保湿・エモリエント・バリア性を保持する多孔性皮膜を形成します。また、オイルによる特有のベタつき感もないため、各種シリコーン成分の代替えとしても有効的に機能します。
  • ポリグルコサミン(キトサン)自身の持つ抗菌性により、皮膚や頭皮の常在菌バランスを整え、ダメージを受けた角質をやさしく保護し、肌荒れ改善効果などが期待できます。
  • ポリグルコサミン(キトサン)は、中性やアルカリ性領域では沈殿するため、使い勝手に制限がありました。エミーヌ®シリーズでは、強電解性の“四級アンモニウム基”“スルホン基”を糖鎖に直接結合することにより、幅広いpH領域で使用可能となり、用途に合せて製品ラインナップより最適な品番をお選び頂けます。
  • 乳化機能をもつため、少量であれば各種油分(スクワラン、アルガンオイル、油溶性ビタミン類など)を界面活性剤を使用せずに乳化も可能です。
  • ご利用時に溶解の必要がない1%〈標準品〉または2%〈特注品〉水溶液です。防腐成分が気になる場合も安心の、BGタイプでご用意しております。

表示名称および配合量
≪ 製品ラインナップ参照 ≫

1%水溶液タイプ〈標準品〉※末尾:ーBG(1)
化粧品の成分表示名称 INCI名 配 合 量
各成分(エミーヌ® 1.0%
BG Butylene Glycol 15.0%
Water 84.0%
2%水溶液タイプ〈特注品〉※末尾:ーBG(2)
化粧品の成分表示名称 INCI名 配 合 量
各成分(エミーヌ® 2.0%
BG Butylene Glycol 30.0%
Water 68.0%

[ 推奨使用量 ]上記の水溶液を配合目的に合せて1〜10%程度、製品ラインナップの相溶性成分をご確認の上、既存の処方に配合してください。
*荷姿や入れ目は別途お問合わせください。
*フェノキシエタノールなど、他の防腐剤への変更も可能です。別途お問合わせください。
*消費期限:常温保存で3年(禁冷凍)

脂肪酸の種類による質感特性

エミーヌ®のテクニカルデータ

DATA 01:皮膚への安全性

グラフ❶❷は・・・ヒト皮膚組織三次元モデルを用いた細胞生存率の試験結果と、IL-1αの生成量からみた皮膚刺激性試験の結果です。エミーヌ®は一般的な低分子の界面活性剤と比べ、皮膚細胞毒性・皮膚刺激性ともに認められないことから、きわめて安全な成分であることがわかります。なお、蒸留水よりもさらに細胞生存率が高い結果は、エミーヌ®の存在が細胞賦活作用につながる可能性が示唆されました。

エミーヌ®の皮膚細胞生存率への影響(グラフ 1)
エミーヌ®の皮膚細胞に対する刺激性(グラフ2)
DATA 02:生体膜との優れた親和性(アンカー効果)

生体膜モデル(DPPCリポソーム)とエミーヌ® (0.4%EXC−6QHC12(12.5))を混合し、示差走査熱量測定(DSC)により生体膜との親和性を解析しました。リポソーム液とエミーヌ®を相互作用させることにより、時間の経過にともない相転移温度の上昇が見られました。この結果から、エミーヌ®が有する脂肪酸アルキル鎖がリン脂質二重膜中に挿入されることにより、皮膚や頭皮を被覆し、バリア機能を保持する皮膜が、安定的に形成されます。

イメージ図
DATA 03:エミーヌ®の抗菌力と抗菌メカニズム

微生物(細菌)の細胞膜はマイナスに荷電し、ポリグルコサミンはプラスに荷電しています。このため、イオン吸着効果により細菌はポリグルコサミンに捕捉され、繁殖不能となります。この抗菌メカニズムは、一般的な抗菌剤のような「細胞自身を直接破壊して増殖を抑制する」ものとは異なるため、皮膚や頭皮の生細胞にダメージを与えることはありません。

抗菌メカニズム(イメージ)
DATA 04:エミーヌ®の乳化・分散機能

ポリグルコサミンに脂肪酸が結合したエミーヌ®は、スクワランなどの化粧油分をO/W型で乳化することが、蛍光顕微鏡観察の結果から分りました。また、モデル図のようなエマルジョン構造を保ち、水中に細かく分散した油滴の表面をエミーヌ®が覆い、安定した乳化状態が得られます。

エミーヌ&regによる乳化製剤の蛍光顕微鏡写真
エミーヌ®による乳化例【高圧乳化処理】